若くして余命宣告され亡くなった遠藤和さんの記録本です。AYA世代の大腸がんはとても珍しいので治療などでも苦労しています。 大腸がんの症状として貧血、爪囲炎、腸閉塞、人工肛門、ストーマ、腎ろう、腹膜播種、意識障害、抗がん剤、緩和ケア、ケモセラピー、腸閉塞…などの症状も語られます。 痛みが強いがんなので読んでいて痛々しい気持ちになります。 和さんは昔に膝蓋骨不安定症で手術をしたりと病気で昔から苦労していた様子。 遠藤さんとのやりとりは心温まります…しかしながら大腸がんがかなり進行しているのにもかかわらず妊娠出産を実行した事に対しては考えさせられました。まあ「本人が良いと言っているなら良い」とは思い…