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マラソン マン

(映画)
まらそんまん

Marathon Man

  • 1976年|アメリカ|カラー|125分|画面比:1.85:1

解説

マラソンランナーでもあるユダヤ人大学院生が、ナチの隠し財宝を巡る陰謀と殺人事件に巻き込まれるスリラーの名作。
何も知らずに恐怖の体験をすることになるダスティン・ホフマンは撮影当時40歳前だったにも関わらず、余り違和感の無い大熱演。その彼が脚を使って殺し屋たちの追撃から逃れようとする必死の場面は有名である。
だがこの作品を映画史に留めるのは、ナチの残党で元歯科医という設定のローレンス・オリヴィエが、捕らえた主人公を拷問にかける名場面である。歯医者嫌いの人に余りお薦めできない、強烈な場面になっている。
ローレンス・オリヴィエの冷酷なナチ老人も素晴らしいが、主人公のミステリアスな兄役ロイ・シャイダーも、シャープな演技で印象に残る。
話が入り組んでいるのと、特に後半が説明不足な感があるので、観終わってすっきりはしない。が、最近の映画には無い、役者とスタッフが揃った重量級のスリラーとしての価値はある。

DVD

マラソンマン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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原作

マラソン・マン (ハヤカワ文庫 NV (1085))

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続編小説

ブラザーズ (ハヤカワ文庫NV)

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