著者: 惣領冬実
Marie Antoinette
Regne Amour: Operatic Love Songs
Marie Antoinette (1755-1793)
フルネームはMarie Antoinette Josepha Joanna of Hapsburg-Lorraine。
美しい容姿を持ち、可憐な薔薇と絶賛を浴びた美貌の王女。湯水の様にお金を使いブルボン王朝を破滅に追い込んだ放蕩王妃。
浮気三昧な生活の果て、子供の病気にも気がつかずに死なせてしまった母。
華やかな王宮を追われた、悲劇の王妃。潔く不当な裁判を受け、威厳と誇りを持ち続けたまま、ギロチンに掛けられ、死んでいった。
1755年11月2日、父・神聖ローマ皇帝フランツ1世、母・女帝マリア・テレジアの末娘としてオーストリアに生まれる。1765年8月、父フランツ1世没。1770年5月、フランス王室に輿入れ(14歳5ヶ月余)。1780年11月29日、母マリア・テレジア没。1789年フランス革命。1791年6月、国王一家パリから逃亡(ヴァレンヌ逃亡事件)、8月タンブル塔に幽閉。1793年1月21日、ルイ16世処刑、10月16日、革命裁判で有罪となったマリー・アントワネット処刑(現在のコンコルド広場でギロチン処刑)。