おはようございます。土曜日の読書タイムは、恒例のドリームコーヒーさんのシナモントーストとアイスコーヒーでした。 本日の読書レビューは、エドガー・アラン・ポーの『マリー・ロジェエの怪事件』。 先日、NHKのBS番組『プレミアム カフェ』で、エドガー・アラン・ポー特集の再放送(2009年)を観たので、まだ読んでいないポー作品に触れたくなったのです。この作品も、世界初のミステリー小説と言われている『モルグ街の殺人』で活躍する、オーギュスト・デュパンが主人公です。語り手は、前作と同じく、デュパンと共同生活を送る青年です。 モルグ街殺人事件の約2年後に、パリのセーヌ川でマリー・ロジェという若い美女の遺体…