Marco van Basten
オランダの元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはフォワード(センターフォワード)。
1962年9月1日生まれ。ユトレヒト出身。身長188cm、体重80kg。
1980年代〜1990年代前半にかけて活躍したオランダ代表のストライカー。空中戦の高さと足下のテクニックを兼ね備えており、どんな形からでも得点できる。史上最高のストライカーとの呼び声も高い。
アヤックス時代、1983-84シーズンから1986-87シーズンまで4年連続でエールディヴィジの得点王を獲得。
イタリア・セリエAの名門、ACミランでは、ルート・フリット、フランク・ライカールトとオランダトリオを形成。UEFAチャンピオンズカップなど数多くタイトル獲得に貢献、ACミランの黄金時代を築いた。1989-90シーズンと1991-92シーズンにはセリエA得点王となっている。
オランダ代表としては1988年・1992年UEFA欧州選手権、1990年FIFAワールドカップに出場。1988年のUEFA欧州選手権では、5得点を記録して得点王となる活躍で、オランダの初優勝に貢献した。同大会の決勝(VSソ連)で決めたボレーシュートは20世紀最高のゴールと言われ、現在でも語り草となっている。
1988年、1989年、1992年にバロンドール(欧州年間最優秀選手賞)受賞。
現役晩年は度重なる怪我に悩まされ、1995年に現役引退。
2004年から2008までオランダ代表の監督を務めた。