人は、1個の主体的な自分から成り立っているようで意外とそうではなく、色んな自分が自分の中にあって、そのマルチな自分が、色んな事を考えて、色んな方向に行こうとして、そして、ある時自分の中で、また別の、自分を観る自分がそれらに整合性をつけて、一つの方向に揃えるかのようにして、生きていっているように思います。 客観的に見ると、その人はずっと同じ方向に人生を進めているように見えたりしますが、自分の中では四苦八苦しながら、色んな自分がある意味のたうち回りながら生きていっていると思います。 ある意味それは、人間は主観的な人間であるという事を言っていて、そのようにでしか世界を見られない、接せられないという事…