漫画評論書。2003年4月、NTT出版より刊行。 夏目房之介編著。著者は、宮本大人/鈴賀れに/瓜生吉則/ヤマダトモコ。 ISBN:4757150393
本書は、毎日新聞で連載されていた同名コラムの書籍化。マンガコラムニスト夏目房之介氏と若手の研究者各氏によるコラボレーションは、マンガの「今」を鋭く、かつ軽妙な文章で切り出している。マンガの面白さと奥深さに改めて気づく一冊。 紹介文より
前回のつづき まず、つまずいたのが機器の接続で 画面が映らない、パソコンと液タブが連動しない、筆圧の設定が上手くいかないなど 全然、絵が描けない! 2〜3日ヘロヘロになりながら何とか設定を終え、とにかく準備は整った。 後は描くだけなのだけれど、このソフト(Clips Studio Paint)、正直凄く良い!! 他のものは使った事ないのでなんとも言えないのですが、 アナログの私にしてみたら 消しゴムのカスは出ないは、インクで汚れないは、拡大縮小できるは、 もう最高です!・・・とメリットはものすごく感じるのですが そこは、扱うのが昭和生まれのおっさんなので、その能力を発揮するには まだ時間がか…
前回の続き・・・ 人生の宝物と大きな事言っていたけれど、ペンを握るのは十数年ぶりで そのうち7〜8年は今の仕事と家庭のことで手一杯で、考える事すら無かった。 基本アナログ人間なので、デジタル化が進んでいる環境に ついていくのに一苦労しています それでもやってみようと思ったのは、世界が驚くほど目まぐるしく変化して 自分もそのうねりの小さな一部として 発信したいと感じた(小心者ですが)からです。 さてマンガやイラストの話にもどすと、紙とインクとペンで・・・とか 今の体力、精神力、時間、環境、その他諸々を考えると無理と言うか 無理はしないと決めているので、何か良いものないかなとネットで探してみたら …
マンガが大好物で毎週ヤンジャンを購読しているのですが、北海道は悪天候などで 発売日が遅延することが、たまにある。 コンビニの売り場に無かった時のガッカリ感といったら、 その日1日を左右する程である(そんなにか?) 読むことも大好きなのですが、実は描くことも好きで 20代の頃は漫画家目指してたことがあリます。 挫折して地元にいるのですが、今は後悔はそれ程なく結構幸せだなと感じてます。 今年からブログに挑戦しようと奮起して、何を書こうかなと考えたとき、 自分が歩んできた人生で宝物だったマンガのことが頭の中にあり、少しずつ表現できたらいいなと思っています。 という訳で 、このブログのアイコンをつくっ…
前書き 沸点低すぎな気がする さて、今回はキメハラの話です。 キメハラとは鬼滅の刃ハラスメントの略語で、鬼滅の刃が映画化され、上映が開始されるや否や同時期に広まった用語で、 鬼滅ファンからそうでない人に向けたハラスメント が語源ですが今は鬼滅の刃に関連する話ならなんでもハラスメントみたいなものとして扱う人もいるので定義は曖昧です。 キメハラとは?「『鬼滅の刃』ハラスメント」という概念の誕生に、様々な意見 | ハフポスト 本当は映画の感想報告会を先に出そうと思っていましたが、流れ的にキメハラの話に一定の回答を出しておいた方がいいなと思ったので、キメハラの記事を先にしました。 正直、記事にするほど…
かなりイビツな映画だ。本作は映画にも関わらず、庵野監督が以前に脚本等で参加した『シン・ウルトラマン』同様、「原作となるTVシリーズ当時のチープな特撮を、現代の映像技術で予算をかけて再現」+「部分的にリッチで現代的な画づくり」という、面倒かつ利の少ないアプローチで制作されており、前者の比率が高い本作のそのイビツさ、特異性は「シン」シリーズにおいても随一だと思う。『シン・ウルトラマン』と本作の差は大きく分けて3つ。1つは今回は監督も庵野氏であること*1。次に「怪獣」や「巨大ヒーロー」といった、スクリーン映えするガジェットを欠くこと。そして最後に、原作の、さらに原作に当たる(正確には原作ではないのだ…