色の印象と気分の関係を述べた本です。 色は不思議なもので、確かに見る者にある種の印象を与えます。 それはどうやら個人の印象を越えたものがあるらしいのです。 ほんとかな? この辺りは、実は文化的あるいは自然環境的な要因も大きいので、普遍的な真理というわけではありません。 色ではありませんが、長さの錯視にミューラーリヤーの錯視といわれるものがあります。 直線の両端に不等号のような線を書きたすことで長さが誤認されるというものです。 これは人間にとって普遍的な認識かと思いきやそうでもありません。 中緯度地方に住む方に特有の現象なのだとか。 高緯度に住む方には、また別の見方があるそうです。 というように…