久しぶりに琴線に触れた書籍にめぐり逢った. 普通ならスルーしてしまうようなタイトルなのに、なぜか虫の知らせがありました. マーケティング特有の市場の定義が目に入ったとき、またこの話かと思いながら読み進めていくと、「価値の4象限」という聞き慣れない言葉が目に入った. 実利・保証・評判・共感という切り口で「価値」を提供するというフレームワークが、弁理士のマーケティングを考えるときに役に立つ. 弁理士に限らず専門家という人たちは、実利価値は提供できて当たり前、同じ実利価値なら国家資格者が提供していれば保証価値も提供できる. 士業は、誰もが実利価値と保証価値を提供できているわけだから、これだけで差別化…