読んだ本 マーティン・ガードナー『ガードナーの不思議な最終講義』青土社 (2014) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 100/89、10000/9899、1000000/998999のように、分子に2つゼロを増やして分母の両端に9をひとつずつ増やす、という手続きを繰り返すことによってフィボナッチ数列が商の値として表れるという、不思議な話について読んだ。 形式的な操作によって偶然発見することは、プラトン的な「想起」としての発見とどのように違うのかについて自分は想いをめぐらせた。 抽象と具象についても想いをめぐらせた。 数学は抽象的とよく言われ…