「ハリーポッターと炎のゴブレット」の登場人物で、ヴォルデモートがまだトムリドルの頃、分霊箱を作る時の犠牲者の1人となった「嘆きのマートル」 原作で描かれるマートルは、とても美しい女子学生だったそうだ。映画の方のキャラクターは、少しコミカル寄りに演出されているね。そもそもマートルとはギリシャ伝説によると、ある美しい巫女をしつこい求愛者から守るために、女神ビーナスが彼女を植物マートル(ハーブ)に変えたのだという。 マートルは、純潔な美しさゆえに人以外に変えられたり、はたまた、偶然とはいえ殺されたりと、人として長く生きることは許されなかった宿命の乙女なのだ。ハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミス…