腐敗せずに原形を保っている死体。自然にそうなったもの、人手を加えてそうなったものがある。
人工的なものの多くは宗教的目的をもって遺体の腐敗を防ぐもので、エジプトなどに見られ、日本では即身仏と呼ばれる宗教者のミイラがある。
漢字で書くと「木乃伊」。語源はポルトガルだったはず。
防腐作用のある樹脂等が使われていたため、ミイラは薬として珍重された。そのためミイラを採取する者もいたが、砂漠での作業だったため命を落とす者もいたらしい。そこで「ミイラ取りがミイラになる」の言葉が生まれた。
主にホラー映画や書物、ゲームなどに登場。生き返った姿でモンスターとして出てくることが多い。
「ポケットモンスター」シリーズでは、特性のひとつとして登場する。「ミイラ取りがミイラになる」にちなんで、直接攻撃をしてきたポケモンに対し、特性を「ミイラ」に変えて元の特性を打ち消す。