この地の住人になってからまだ50年、我が家近くの道端に、馬頭観音の石標と子安観音の石仏が建っていて気になっていました。どちらもこの地方に江戸時代からあったもののようです。 馬頭観世音の石標は、道路拡張の際にも動かされずに下部をコンクリートで固められています。 荷物の運送や農作業に欠かせない馬の供養と旅人の安全を願い、行き先の案内を兼ねた石標で、嘉永5年(1852)の建立年と「右 いしかハ(水戸市元石川町) 左 奈加みなと(ひたちなか市那珂湊)」という道案内が彫られています。 もう一つは子安観音、寛政3年(1791)の年号が彫られています。安産や子宝、子供の健やかな成長を願って村の入り口や辻に建…