Midnight in Paris
パリに旅行で来たギルとイネズのアメリカ人カップル。ギルはハリウッドで成功している脚本家だが、本音では作家になりたい男だ。ギルが真夜中に独り彷徨うと、1920年代のパリに迷い込んでしまう。そこにはピカソやヘミングウェイ、フィッツジェラルドといった芸術家たちが集う世界だった。 ウディ・アレン近年最大のヒット作は幻想的なコメディとなった。
*1:Rated PG-13 for some sexual references and smoking.
雨のパリがいちばんステキだ アメリカ、スペイン、ウディ・アレン監督 売れっ子の脚本家ギルは婚約者のイネズ、そして彼女の両親とパリにやってきた。ギルはパリに魅せられて、この街で小説を執筆しようとしていたが、イネズは無関心で心は離れ離れになっていた。 ギルは一人で散歩に出かけるが、深夜12時の鐘と同時に迎えに来た旧式のプジョーに乗って1920年代のパリにタイムスリップしてしまう。パーティでフィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイ、コール・ポーター、ダリ、ピカソ、マン・レイ、ルイス・ブニュエルなどと出会う。 ギルは有頂天になって毎夜、20年代のパリを訪れる。 ギルはパーティで知り合った魅惑的な女性アド…
★これもウディ・アレンなのか?SFコメディ?ファンタジックラブドラマ?その設定に驚いてる場合ではなく…ウディ劇場が始まります『ミッドナイト・イン・パリ』(2012年公開) ポスターからして幻想的なムードに溢れてますが、この夜空の感じはゴッホの絵だというのは分かります(笑)ただ、お話の中にゴッホのゴの字もありませんでした ★ハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者のイネズ(レイチェル・マクアダムス)と共に、彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れます彼は作家への夢も捨て切れずにいて、パリで暮らしたいと思い始めていましたが、現実志向のイネズは全くとりあってくれ…
おじさんが選ぶ好きなおすすめ洋画ランキングベスト5です。 1位 プレデター 洋画の中で最も好きな作品がプレデターです。 主人公の軍人シュワちゃんと宇宙人のプレデターによる戦いを描いています。 試行錯誤してゲリラ戦で戦闘民族プレデターと戦う様子はテンションが上がります。 ドラゴンボールでいう悟空とベジータの戦いのようです。 プレデターは強くて格好いい、でもシュワちゃんはもっとカッコいい。 主人公がシュワちゃんじゃなかったらここまで好きになれないと思います。 ただし、好きなのはプレデター1と2までです。 それ以降はちょっと微妙かも。 2位 トゥルーマン・ショー ジム・キャリー主演のトゥルーマン・シ…
こんばんは!iBUKi です! 早速ですが、パリって良いですよね~。 どこを見ても絵になるし、美味しいパンやお菓子があるし、 有名な観光スポットが沢山あるし… 実は、一度も行ったことがないんですけどね(笑) パリに行きたいです! ということで 今回は、現在のパリと1920年代のパリが交錯するロマンス映画 「ミッドナイト・イン・パリ」を紹介していきます! この記事は、ネタバレなしの、まだ本作を観ていない方向けの記事です。 (もちろん、観たことがある方も大歓迎です!) (C)2011 Mediaproduccion, S.L.U., Versatil Cinema, S.L. and Gravie…
ミッドナイト・イン・パリ 70点2020年12月2日 レンタルDVDにて鑑賞出演:オーウェン・ウィルソン レイチェル・マクアダムス マリオン・コティヤール レア・セドゥー監督:ウッディ・アレン 近所のTSUTAYAで秋の夜長フェア的にリコメンドされていた作品。今はもう秋ではなく冬だろうと思ったが、久しぶりにウッディ・アレンでも鑑賞して天高く馬肥ゆる秋の夜長の気分だけでも味わおうと思った次第である。 あらすじ 脚本家のギル(オーウェン・ウィルソン)は婚約者イネズ(レイチェル・マクアダムス)とその両親と共にパリに旅行に来ていた。深夜のパリで偶然に乗り込むことになったクルマは、なんとギルを1920年…
ミッドナイト・イン・パリ ウディ・アレン監督 マヌーシュ・ジャズ ウディ・アレン監督 最大のヒット 有名人の登場 大河ドラマと同じ感覚 アメリカ文学 タイムスリップ パリの幻想 その1 憧れのパリ ギロチンとメトロ パリの幻想 その2 ベルサイユ宮殿のトイレ事情 香水 フープドレス 日傘と ”おまる” トリビア かな? ミッドナイト・イン・パリ ウディ・アレン監督 ケーブルテレビで、ウディ・アレン監督、脚本の映画「ミッドナイト・イン・パリ」を観ました。第84回アカデミー賞で脚本賞を受賞した2011年の作品です。 出典:映画.com https://eiga.com/movie/56604/ph…
映画鑑賞記録。Amazonプライムにて、ウディ・アレン監督、オーウェン・ウィルソン主演のロマコメ・ファンタジー映画『ミッドナイト・イン・パリ』です。オーウェン・ウィルソン、昔好きだったなぁ…( ´艸`) ※画像をクリックするとAmazonページに飛びます 『ミッドナイト・イン・パリ』(2011年米) 原題:Midnight in Paris 監督:ウディ・アレン 出演:オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤールほか Amazon.co.jp: ミッドナイト・イン・パリ(字幕版)を観る | Prime Video ***** ハリウッドの脚本家ギル(オーウェン・ウィ…
2020-12-22
CGやアクションカメラの進化によって、これまで撮影が困難だった映像や斬新な映像などこれまで見たこともない映像を見ることができるようになりました。そうしたカメラワークによる効果は驚くばかりですが、一方で記憶に残る映画のカメラワークは意外に地味だったりします。カメラワークで映画を選ぶのは難しいのですが、混沌とした記憶の中から手繰り寄せることができるカメラワークを三つほど引っ張り出してみました。 目次 シェルブールの雨傘 ミッドナイト・イン・パリ フロリダ・プロジェクト 記憶に残るカメラワークとは 関連作品 関連記事 シェルブールの雨傘 「シェルブールの雨傘」(1964年、フランス)は、戦争で結ばれ…
先日、マツコ会議にコシノ・ジュンコさんが出演されていて、大好きなお二人による贅沢すぎる対談を楽しみました。 で、以前、母が私のために切り取っておいてくれたジュンコさんの「私の履歴書」の連載を、引っ張り出して読み直してみました。 2019年8月の連載ですが、日経電子版でも読むことができます(有料)。 コシノジュンコの名言と自伝|日経電子版 私の履歴書 www.nikkei.com 対談を見て、人生を読み直して、思ったこと、つらつらと。 どこまでも尖ってる 改めて、私、やっぱりこのお方、好きだなぁと思いました。 どこまでも尖ってる。 一番乗り、負けず嫌いを公言して憚らない。 遠慮する感じもなく、悪…
モイ in Europe! 2年前の2020年2月末〜3月 日本にもコロナがじわじわ到来し始めていた時期 野生の勘が働いたのか、いま行くしかない!と思い立ち、なけなしの貯金でオランダとベルギーへ 大学2年時にオランダ語を一緒に履修した友達と、'Goedemiddag!'(こんにちは)と 'Tot ziens'(さようなら)のたった二つの語彙を頼りに果敢にも初ヨーロッパに乗り込みました。(あの時の謎のガッツ本当にすごい...若気の至り...) トルコのイスタンブルでトランジットでした。トルコも機会があったら降り立ちたい! Amsterdam - the Netherlands 寒そう〜〜!!(編…
youtu.be <公式> ストーリー:1970年代頃、フランスのとある街。カンサスの地方紙イブニング・サンのフランス支局では編集長(ビル・マーレイ)が腕のいいジャーナリストを集めて「フレンチ・ディスパッチ」誌を刊行していた。しかし編集長が急死する。遺言に従って発行される次の最終号に掲載する、3つのストーリーが語られる.... 公式サイトでもストーリーらしいストーリーは書いてない。語りにくいのだ。映画全体が雑誌感を醸し出すつくりだから、内容も雑多さが売りで、同じオムニバスでも『偶然と想像』みたいな3本共通するものが色濃くあるタイプとも違う。 モデルになった雑誌「The New Yorker」は…
220226 BOOKレビュー 「楽園のカンヴァス」「常設展示室」 原田マハさん 原田マハさんのお名前は存じ上げていましたが、アートをモチーフに創作なさっているということで、美術にそれほど詳しくない私は「きっと高尚すぎて私が読んでも面白くない」と思ってました。 去年は久しぶりに美術館へ行けたし、ものは試し!と手に取ってみると、、、とても面白かったです。 楽園のカンヴァス最期まで飽きずにワクワクしながら一気読み。二人の研究者の間接的な対決の中にそれぞれの個人的な葛藤なども上手く織り込まれていたし、対象となっている絵画が描かれた過去も存分に想像することができたのが楽しかったです。私の大好きな映画「…
すごい ジャームッシュの「ゴースト・ドッグ」と「コーヒー&シガレッツ」が円盤化するらしい。「コーヒー&シガレッツ」去年輸入盤買っちゃったよ...。嬉しいけど。ジャームッシュ作品のポスター欲しくなっちゃった。これと月ノ美兎のアルバムのポスターを飾ってカオスを生み出したいな。 「今夜、宇宙の片隅で」第9話の小菅耕介さんの背中..............。何でこんなに良いんだろうな、ずるいよほんと。やっぱり最後のBut not for meの良さがでかすぎる。「カサブランカ」「ボギー、俺も男だ」か...。後者はサンシャインボーイズの存在しない次回公演のタイトルに似たのがあった気がする。ウッディアレン…
どこかの国の、どこかの時代の、誰かの物語😊そしてテーマはきっと…「Amour」♥️ウェス・アンダーソンワールド全開です❗ 同監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』が大好きな人なら、今回の作品もきっと好きになるはず。かく言うヲタクもその一人ですが…😅 フランスにある架空の街アンニュイ・シュール・ブラゼ。この街で発行されている雑誌「フレンチ・ディスパッチ」。その名物編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr(ビル・マーレイ)が心臓マヒで突然亡くなり、彼の遺言通り、雑誌は彼の死をもって廃刊が決定します。才能あるライターの発掘に長け、妥協を許さぬ雑誌作りに誇りを持っていた彼は、自分の死によって雑誌が他人の手…
今度はジョン・ル・カレの『ナイト・マネージャー』(1993)の英米合作テレビ(2016~)を見ています。 原作は文庫で読んでいましたが、けっこう面白い。年末から3作ほどアメリカの作品を見てきましたが、今度はイギリスなので、英語がゆっくりして聞きやすい。品格もある。悪人も話すキングス・イングリッシュ。でもロンドンのMI6(国外問題を扱う情報機関)の末端組織のオフィスは質素というか、少ししょぼい。『SUITS/スーツ』の法律事務所のオフィスはガラス張りでモダンでしたが、お金のない人向けの法律相談所のオフィスのよう。でも、それもイギリスっぽいか。 『ナイト・マネージャー』はナイト・マネージャー(夜間…
Moi! 元フィンランド在住保育士の雑記です。 まだまだ寒い日が続きますが、お元気ですか? 私は、「やりたいこと」と「現実」と、生きることに色々考えすぎてしまって 結局本当は、自分は何がしたいのか自分で自分がわからなくなってしまって 日々モヤモヤしています。。。(またそのことについても吐き出したい…) それで一旦ぐるぐる考えるのを止めたくて、最近よく映画を観ています。 とても素敵な映画を見つけたので、今日は珍しく映画レビューを書いてみたいと思います! もし興味のある方は読んでみてください^^ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【Wonder 君は太陽】映画 レビュー ワ…
「フレンチ・ディスパッチ」The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun監督:ウェス・アンダーソン出演:ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、ティルダ・スウィントンほか アメリカ中西部の新聞「ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン」紙には、1925年創刊の「ザ・フレンチ・ディスパッチ」という別冊雑誌がある。フランスのアンニュイ=シュル=ブラゼに編集部があり、世界中のジャーナリストがオリジナリティあふれる記事を寄稿する。 1975年、創刊者で編集長のアーサー・ハウイッツァーJr.が急死し、彼の遺言により、雑誌の廃刊が決まる。…
「大宅壮一ノンフィクション賞」が面白いと思ったので、「堤清二 罪と業」に手を出した。 https://www.amazon.co.jp/堤清二-罪と業-最後の「告白」-児玉-博/dp/4163904948 もともと堤康次郎と堤義明の二名については父から聞いたことがあった。没落旧華の土地を安く買い叩いて材を築いたことと、帝王学を学んだ記憶だった。読んでみると、真珠やマスコミなどいろいろなビジネスに取り組んだが失敗しつつ、どうにか土地ビジネスで当てたとのことで、意外と泥臭かった。 人は常に過去を礼賛する 得に感慨深いのは、祖父の土地を売って東京に出た時に、あとには引けない、先祖代々の土地を売ったこ…
アンダーソン監督の新作が見たいなと思って、過去作品リストを見てたら、未見の2作ともU-NEXTに入ってたので見てみます。 オーエン・ウィルソンは「ミッドナイト・イン・パリ」の人か。弟ルークはその悪い相棒。似てるよ顔が!ひょうひょうとしたオーエン、”街の乱暴者”っぽいルーク(髪型は軍隊ふう)が可笑しい。もう一人の相棒ボブが途中で”兄がつかまって大変”といって逃走したその兄を演じてるのが、アンソニー・ウィルソン、ということで3兄弟共演なのね。 楽しい、という意味では面白かったけど、まだ「犬が島」的なウェス・アンダーソン節ともいえる「作り物っぽさ」が弱いので、ただ微妙なだけのどっちつかずの作品にも見…
ヘレーネ・クレラー=ミュラーは、とあるきっかけで美術の世界に出会い、財産を持っている夫とともに近代絵画の巨匠による作品を集め始めたという。11,000点もの近代絵画コレクションがあるそうだがなかでもフィンセント・ファン・ゴッホにはとくに思い入れを持って、まだ彼が売れていない頃から蒐集を開始し、270点ものコレクションを有したとか。展示は、時代と場所に沿って行われていた。オランダで画家になることを決めて、ひたすら対象を描写する時代から、パリへの移住、そしてアルル時代、療養院での作品群...実はゴッホが画家への道を志したのは28歳の時であり、今回の展示会には、どちらかといえばこのオランダ時代、そし…
今日も映画の話の続き...今日は「マンハッタン」だ。続けてウディ・アレンの映画。そういえば、昨日、書き忘れたけど、「ミッドナイト・イン・パリ」はウディ・アレン本人が出演していない映画だった。でもウディ・アレン本人が演じる「マンハッタン」の主人公と「ミッドナイト・イン・パリ」の主人公はすごく似た人に見える。見た目がまるで違うのに。監督の仕事ってそういうことか、と思う。 「マンハッタン」に関しては、モノクロで見るニューヨークの風景と、ガーシュウィンの音楽だけでもう満足、という気もする。ずるいよ、それは、という。ラプソディー・イン・ブルーをバックにクイーンズボローブリッジが映った時点で、はい、ありが…
映画の話の続き...今日は「ミッドナイト・イン・パリ」。 昨日、再定義、という話をしたけれど、この映画でも再定義があった。ヘミングウェイの再定義だ。この映画を見るまで、正直、アーネスト・ヘミングウェイという作家に良い印象はなかった。「パパ」なんてニックネームをつけられているマッチョな人、というイメージ。最も敬遠したいタイプ。マッチョな作家なんて。そんな人の書いたものを読みたいとは思わない。ところがこの映画を見たら、ヘミングウェイという人の人物像が大きく変わってしまった。映画はフィクションなんだけど、それがわかっていても、そうか、この人にはこういう面があったのか、何も知らなかったな、と思った。若…