東博のミュージアムショップは日本最強クラスの芸術書専門本屋であると勝手に思っている、ということは前にも書いた。あそこ以上に展覧会の図録が充実している本屋はここと神保町の悠久堂書店しか知らない*1。画集、作品集のほかに歴史や文化、宗教などの人文書に服飾やデザインなどの本、更には博物館学の本が揃っており、池袋のジュンク堂で言えば3階と4階と9階がギュッと詰まった感じなのである。ちなみにすぐ近くの国立西洋美術館も書籍は充実しているが、ほぼすべて美術関係の本である。ここが「博物館」と「美術館」の違いであろう。 ここのように文庫・新書・一般書をジャンルごとにまとめてくれると、文庫や新書はレーベルごと、一…