面白いことに、エリクソンの手にかかっては催眠に入らない人などいなかったのですが、エリクソン自身は、誰か他の人に催眠をかけてもらってもトランスに入ることがなかったようです。エリクソン自身の観察力があまりに鋭く、マルチタスクで動いていたので、人に催眠をかけてもらうことが難しかったのかもわかりません。ところで、今日のエリクソニアン催眠ワークショップで、前回に、「自分は催眠にかからないタイプ」と言っていた人に、練習で当たってしまったので、えらく緊張してしまいました。催眠誘導をしたのですが、言葉を間違えたり、噛んでしまったり、散々でした。 『こんなんでは、余計、トランスに入れないだろうなあ』と思って、覚…