『ONE LIFE ミーガン・ラピノー自伝』は、アメリカ女子サッカーの2度のワールドカップ優勝、2012オリンピックでの金メダルに貢献し、最優秀選手賞、得点王にも輝いたプロサッカー選手ミーガン・ラピノーの半生を記した自伝です。本書は単なる自伝の枠を超えサッカー界のスーパースターがアスリート界での男女差別、セクシャルマイノリティ差別(ミーガンは自信がレズビアンであることを公言しています)の問題を世に問い、自身や仲間とそれにどう立ち向かったかが克明に記された1冊です。■影響力は積極的に行使するもの アーティストやアスリートの社会的・政治的発言について日本は殊更に抑圧的で、特定の意見を持たない者とし…