囚われの女早稲田松竹女性をストーキングする若旦那。この冒頭が良い。哲学的なテーマもあるけれど、インポテンツの男が女の性に囚われているということかな。そこに我慢ができず別れようとするが、なんとか回復したように見えて女は自殺してしまう。ゲアトルーズや最近だと弟とアンドロイド、画面としてはアンジェリカの微笑みも思い出した。体臭についての問答は、笑ってしまった。オルメイヤーの安房宮早稲田松竹白人の父とアジア人ダブルの娘の映画、コミュニケーションを直接的に描くことは少なく、娘の居ない時間が長い。欧米インテリがいかにも好きそうなアジアと植民地と父性がテーマ。船に乗りたくなるのは確か。照明が評価されてるのか…