起こってもいない不幸をおそれ、愛着の無い家で暮らす ムーミンシリーズ6冊目を読みました。 『ムーミン谷の仲間たち』という、シリーズ唯一の短編集です。 その中の、『この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ』というお話に、とても感銘を受けました。 フィリフヨンカという噛みそうな名前は架空の生き物の名前で、個人名ではなくそういう種族です。 この章は、とあるフィリフヨンカの女性のお話です。 ネタバレですが、要約すると… フィリフヨンカは、いいお天気の中でお洗濯をしていても、「こんな平和がずっと続くわけない。きっとこの世の終わりの恐ろしいことが起こる前触れだわ」と考えてしまうような、まだ起こってもいない、…