35年に渡り活動を続けるロックバンド。 1972年の「はちみつぱい」を母体とし、75年に「鈴木慶一とムーンライダーズ」として始動。77年に白井良明が参加して以来、メンバーチェンジなく活動を続ける。
2011年11月11日、年内での無期限活動休止を宣言。 http://moonriders.net/notice/
:2011
Ciao!
Here we go'round the disc
2023/8/26 7時15分、今日も「あまちゃん」起床。ゆっくりと朝ご飯を食べて、午前中は部屋で日記を書く。「MOONRIDERS FUNHOUSE BOX」のDISC1を聴きながら。カバーミニアルバム「B.Y.G. HIGH SCHOOL BASEMENT1」、カバーアルバムと言ってもそこはもうムーンライダーズ。ここまでやるかという解体と構築。カバーアルバムという名の歌うま自慢カラオケアルバムとは訳が違う。ムーンライダーズがカバーするとなるとこうなるという実験性と毒気、音楽のマッドサイエンティストぶりが凄い。95年リリース時も驚いたもんだが、今聴いても古びないマッドネスが炸裂。そしてレゲエ…
2023/8/19 7時15分「あまちゃん」起床。9時前には家を出て京都へ。京都駅から歩いて京都みなみ会館まで。朝から暑い。でプチ鹿島&ダースレイダー監督「シン・ちむどんどん」を観る。芸人&ラッパーコンビの選挙見聞録、今回は沖縄知事選へ。選候補者3人が好きな番組と挙げる「ちむどんどん」について切り込むPKさん。「ちむどんどん」のどこか好きですか?この一見無関係に思えて秀逸な質問に対する三者三様の答えが笑える。明らかに観てないの丸出しながらテキトーにごまかそうとするもの、開き直って観てないと言い切る者、そして丁寧に好きなところをしっかりと答えるもの。こんなとこに人柄、ひいては政治に対する姿勢まで…
毎回、観覧希望メール殺到で激しい競争率と思われる「二、三の事柄」企画。今回ラッキーにも当選してナマで参加することができた。8/23に発売になる『FUN HOUSE years』BOXの特集ということで、FUN HOUSE時代のディレクターであり今はバンドのブレーン“GHQ”としてムーンライダーズに関わる、松本篤彦さんがゲスト司会。2020年12月の「二、三の事柄」(『ムーンライダーズの夜』発売25周年記念企画だった)の続編という趣だね。 moonridersの数名による二、三の事柄「FUN HOUSE YEARS BOXリリース記念スペシャル」2023年7月30日(日) 下北沢 ニュー風知空知…
2021年6月12日に行われたムーンライダーズの45周年記念ライブがパッケージでリリースされました。開催時には配信もされましたので、当時は5回くらい観てあまりに感動したので全曲解説をしてしまいましたが、今回待望のパッケージ化となります。これは本当に素晴らしいライブだった。 ゲストミュージシャンを迎えて倍の人数で演奏されたスーパー・ムーンライダーズの形式。この演奏力も素晴らしいんですが、やはりこのライブはムーンライダーズの「場を変える楽曲」がキーポイントだと思います。 ひとつは「選曲」。この辺りから選曲を外部のムーンライダーズ・マニア「GHQ」のお二人に委ねて、客観性を備えた極めて質の高い選曲が…
岡田徹さんが2/14に帰らぬ人となってしまったあと、3/15には元々予定されていたインプロアルバム『Happenings Nine Months Time Ago in June 2022』の発売があり、4/26には初めて岡田さんの欠けた7人でのFCライブ(ハイドパークフェスの公開ゲネプロ)、4/29にハイドパーク・ミュージック・フェスティバル出演、5/20には福岡のフェスCIRCLE'23出演(その他にイベント出演などもいろいろ)、と歩みを進めてきていたムーンライダーズ。そしてこの恵比寿でのライブは、岡田さんがいなくなってから初めてのホールライブだった。 車椅子につかまりお茶目に片足上げる岡…
日曜日はムーンライダーズのライブへ行ってきました。リハーサル始まってます。 pic.twitter.com/U79FiS7y2v— moonriders_net (@moonriders_net) 2023年6月25日 今年2月に73歳で亡くなったキーボードの岡田徹氏の追悼ライブです。 ムーンライダーズは昨年結成45周年を迎えた日本最古、平均年齢70歳近いロックバンドです。6名のメンバーのうち、10年前にドラマーのかしぶち哲郎氏を亡くし、今年キーボードの岡田徹氏を亡くした。 メンバー全員が曲を書き、編曲し、歌うのがムーンライダーズの特徴ですから、メンバーが抜けても簡単に代わりがいるわけではない…
4月29日(祝・土)の狭山での『ハイドパーク・ミュージック・フェスティバル 2023』に出演するムーンライダーズが、その3日前に、公開ゲネプロと称するFC向けのライブイベントを開催してくれた。(私は狭山のほうに行けなかったのでありがたい限り…。)会場は新代田FEVER。岡田徹さんの最後のステージとなった、1月22日のFCイベントと同じ場所だ。たった3カ月前のこと…あのときは岡田さんの元気そうな様子に、ますますの復活を信じて疑わなかったのだけれど。 moonriders ハイドパークフェス公開ゲネプロ @ 新代田FEVER2023年4月26日(水) 19時30分開演出演:ムーンライダーズチケット…
ムーンライダーズって、異色というかヤバイ(語彙力)バンドがあるんだけど、高橋幸宏(ファン目線から、あえて呼び捨て)が亡くなってからしばらく経って、ムーンライダーズの曲をニコニコ動画で聴いていたら流れるコメント欄に「岡田さんも・・・」「RIP」みたいな縁起でもないのがあったのでネット検索してたら、悪質なガセでもなく、岡田徹(ファン目線から、あえて呼び捨て)が亡くなっていたのは本当だった。 訃報に接してちょっとして聞いていたのが「悲しい知らせ」という曲で、歌詞の中の、「一度だけならまだがまんもするが こう何度もウソをつかれちゃかなわねえ」って曲と何だか関係、符号があるようなないような気がして、複雑…
ムーンライダーズの新譜が出ました。インプロのアルバムという触れ込みでしたので、どんな感じになっているかワクワクして聴きましたが、ある程度想定通りとはいえやっぱりこれを今出すのは凄い。 前作が11年ぶりの復活作で、その最後の曲「私は愚民」で後半パートにインプロヴィゼーションをやっていたので雰囲気はなんとなく予想はつきました。最初にその曲を聴いた時は衝撃的でしたが、その後のライブで幕が降りてからも即興演奏をずっと楽しそうに続けている映像を配信で観ましたので「ああ、これは楽しそうにやってるなあ」と思っていました。ですのでこの展開は宜なるかな、という感じです。 それにしたってこの音楽は更にムーンライダ…
2023/2/25 8時起床。トースト、目玉焼きとヨーグルトの朝食。で今日は朝から妻とお出かけ。伊丹まで出るのにJRだと楽なのだが電車賃がかかりすぎるので、JRと阪急電車を乗り継ぎのんびりと。駅前でカレー食べて腹ごしらえ。で今日は観劇。伊丹のAI・HALLにてMONO公演「なるべく派手な服を着る」を観る。久里家は男ばかりの6人兄弟。上の4人は四つ子で、亡くなった母の教えに従い養子である6男を大層かわいがっている。そしてその間でいつも忘れられてしまう5男。危篤状態の父に会うために久々に家族がそろう。増築を繰り返しおかしな構造になっている久里家はまさに一家を象徴している。おかしな家族のルールをかた…
宇宙兄弟(43) (モーニングコミックス) 作者:小山宙哉 講談社 Amazon 8月27日の視聴 ・『NHK映像ファイル#690 あの人に会いたい「高橋幸宏(ミュージシャン)」』 →「RYDEEN」は高橋さんなのね。2023年、70歳で没。 →ヴォーカリストでドラマーで、ファッションデザイナーなん? →あれ、『スコラ 坂本龍一 音楽の学校「ドラム&ベース編」(2010年)』にも出てるやん。 →そういや、たまに俳優もしてたよね⇩。 【映画『天国にいちばん近い島』エントリ→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20230313/1678635858】 →武蔵…
エキゾ御三家 大瀧詠一 第17回 矢野顕子 第18回 鈴木慶一 第21回 民謡クルセイダーズ参上 第23回 『はらいそ』が目指したトロピカルのゴール 第24回 鈴木惣一朗 第25回 トロピカル・ダンディーをもう一度 前回のエキゾ話から続く。 追憶の泰安洋行 細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る (ミュージック・マガジンの本) 作者:長谷川 博一 ミュージック・マガジン Amazon エキゾ御三家 [ハイファイ・レコード・ストア店長大江田信によるエキゾ講座] 忘れられないイージー・リスニングのヒット作がある。それはリカルド・サントス楽団の『ホリデイ・イン・ジャパン』。大江田は語る。 「(略)…
No.3287(再)【今日の1枚】「とにかくここがパラダイス」 先日、WOWOWでおれの好きなムーンライダーズの2020年開催のライブを放映していた。ムーンライダーズは日本最古のバンドで全員70歳を超えている。見るとヴァイオリンとトランペット担当の武川雅寛も全力で演奏していた。ちょっと感慨深い。 メンバーの武川雅寛は搭乗した飛行機がハイジャックに遭ったり、大動脈解離を発症し回復するなど劇的な人生をおくってきたアーティストだ。そんな武川が1982年に発表したアルバム「とにかくここがパラダイス」はインストゥメンタルだが、おれの永年の愛聴盤だ。 武川雅寛の名前は知らなくとも、南こうせつとかぐや姫の名…
てれやカフェ@瀬戸内市牛窓町 エビの黒カレーサラダ付き1780円 ウイスキーロック。 ココナッツやチョコレートが入っていて,マイルドな甘さが口に香る。その後、爽やかな辛さが漂ってきて、スゲー美味い。ターメリックライスの黄色が鮮やかだ。この夜は,タナクロのライブ。 youtu.be 「ミスターボージャングル」JJ.ウオーカー 「アーリーモーニングデッド」鈴木博文 「不思議な日」加藤和彦 「バイ ザ リバー」ブライアンイーノ 「ダンシング トウ ザ エンド オブ ラブ」レナードコーエン 「ジェルソミーナ~オートバイ少女」ニーノロータ(ムーンライダーズ版)/あがた森魚 「くれない埠頭」鈴木博文 「ジ…
前週に引き続き「ライヴ音源特集」ということで、今回は日本のアーティストの比較的古いライヴ音源を中心に集めてみました。お楽しみ頂けましたか?さて次回からの2回は「オータム・ソング特集」をお送りします。9月も中旬を迎え、これからは徐々に秋めいた日も増えてくるはずです。そこでそんな秋の一日に落ち着いて聴きたくなる名曲を、厳選してお届けします。どうぞお楽しみに。 ◆第1171回放送「ライヴ音源特集 Part.2」(K-mix:2023/9/16 21:00~21:55 O.A.) 出演:長門芳郎/土橋一夫1:12月の雨の日(Live@文京公会堂 1973年9月21日)/はっぴいえんど(from『ライブ…
9月1日(金) 10日にある学会発表の原稿を司会者の先生などに送る。前日に随筆的な文章を書いて指の筋肉がほぐれていたせいか、形式やスタイルがまったく違えど、すさまじい勢いで書き上げることができた。それから、卒論を書いていたとき以来指導されていた書き方をちゃんと守っているというのもある。夜、じつにハイボールがおいしい。ゲストとしてスペースでひたすら音楽の話をする。頭が一日中ぴんぴんぴんって感じの一日だった。羊文学「more than words」たいへんに心打たれた。すばらしい楽曲である。スペースでも宣伝した。 9月2日(土) 昼、多少の買い物をしに山を下る。山を下るために使わなければいけなかっ…
綿の国星<イメージアルバム / 劇場版音楽篇> アーティスト:サントラ,松尾清憲,遠藤優子,冨永みーな ビクターエンタテインメント Amazon レコードで聴いています。ムーンライダーズが手掛けて松尾清憲が歌った大島弓子の同名作品のイメージ・アルバムということで探していたのですが、これは面白い。作詞を手掛けた大島弓子さんのメランコリックとテキトーを行ったり来たりする感じとか、デビュー前の松尾清憲が歌うちょっと郷ひろみ風の王子様声とか色々面白いです。1980年といえばムーンライダーズは『モダーン・ミュージック』から『カメラ=万年筆』と攻撃的なニューウェーブにシフトしていく最中だったはずですが、今…
7:00-10:00 WONDERS! (平野聡) 堀込泰行 / Shiny Terrace Martin / What You Won't Do For Love Whitney / Rain ゆうやけしはす / 朝バナナ GOING UNDER GROUND / 胸いっぱい XG / NEW DANCE Mina Okabe / Every Second 宇多田ヒカル / traveling Dios / 自由 downt / 13月 Red Hot Chili Peppers / Under The Bridge the engy / Strangers テイ・トウワ / EAR CAN…
特にここに書くこともないししばらく更新しなくてもいいかなとも思っていたのだが、更新しないことに意味を持たれても困るので、雑記。 ◆ ネットでたまたま見かけて観てきた映画。関東大震災に乗じた差別に基づく流言飛語によって起こった集団殺人事件を取り上げた作品。 所謂「差別の多重構造」と呼ばれるものを刻銘に描いた映画だった。現代にも通じる差別や村意識といったものについて考えさせられる作品。 ただちょっと教養主義ぽかったというか、「差別は無理解から生まれる=学があれば差別しない」みたいな構造にも見えかねないのが少しだけ気になった。それは──特にネット知識人みたいな奴らが渦巻く昨今では──非常に危うくかつ…
今朝の東京は久しぶりの雨。滾るような暑さだった地面が文字通り、雨で冷やされているような感じがします。 9月を迎えて、秋の足音が近づいてきました。今年も残りあと3分の1。早くご隠居になりたい(笑)。煩わしいことから逃れて静かな暮らしがしたい。●サザンが外苑の緑伐採に反対する新曲を出しました。ボク自身はサザンなんか興味ないですが、元地元民として伐採は大反対。 桑田佳祐さん:「この問題を坂本さんがお亡くなりになって、いろんな報道を見て、私もあそうなのと思ったんですけれど、それで私なりに調べてみて、あれ、なんか非常にもったいない気がするなという風に思って、この歌詞にしました」https://t.co/…
夜には虫の声、昼間はツクツクボウシが鳴き始める。 「JWAVEインスパイア東京2023」代々木体育館。DAY1。のん、こっこなど。DAY2。パフューム、ゆきなど女性アーティストが多い日。いきものがかりは2人組になったらしい。客は男性の声援が多かった。 「このすばらしい世界」永瀬莉子キス。 「リコ」最終話。与田がプラモを作るドラマシリーズ。スポンサーが付いている限りシリーズ続く? 「結婚予定日」温泉旅行だが入浴シーンは男性のみ。 「ゼロイチほめられ」新人アイドル2組。ゆらゆらなど。 「おはようももクロ」彩カーニバル。定点カメラ。DAY1はジュースジュース、柏木。DAY2はきゅるりんって、フルーツ…
LP(Ikeda) ムーンライダーズ『ヌーベル・バーグ』(クラウン/GW-4043/1978 released) A面 1.スイマー 2.ドッグ・ソング 3.マイ・ネーム・イズ・ジャック 4.スタジオ・ミュージシャン Single(Kawashima) A面 加藤登紀子&長谷川きよし「灰色の瞳」 一言啓上 時代の半歩、いや4分の3歩ほど進んでいるために斬新だけど売れないバンド、 それがムーンライダーズの認識です。実力もあるし、良い曲も多いのですがなぜか売れない。 ファンとしては売れなくてもいいんですが、やはりもっと知られてほしいですよね。 そんなムーンライダーズの代表的な作品が本作でしょう。 …
今年読んだ本で、まだブログに書いていなかったものをまとめて書き記しておきます。 『騎士団長殺し』(村上春樹) 最新刊を読む前にと、積読になっていた2017年の長編を読む。第1部『顕れるイデア編』、第2部『遷ろうメタファー編』のハードカバー2冊の大長編。 第1部には、妻に去られた主人公、地下に潜る、闇を抱えた友人、異界からのメッセンジャー、主人公を導く少女等々、お馴染みのモチーフが並ぶ。ここからどう飛躍するのだろうと思いつつ第2部へ。読後の正直な感想は、これは『ねじまき鳥』のライト版みたいだなあというものだった。作家は同じ物語、同じモチーフを語り続けるものだけど、さすがにこれは物足りないなと思っ…