35年に渡り活動を続けるロックバンド。 1972年の「はちみつぱい」を母体とし、75年に「鈴木慶一とムーンライダーズ」として始動。77年に白井良明が参加して以来、メンバーチェンジなく活動を続ける。
2011年11月11日、年内での無期限活動休止を宣言。 http://moonriders.net/notice/
:2011
Ciao!
Here we go'round the disc
ムーンライダーズの1998年のライブ映像を入手しました。ここはミッシングリンクだったんですが、想像していたものとは少し違っていました。 『月面讃歌』というアルバムはムーンライダーズが一度作った楽曲を外部のミュージシャンに預けて全面的にプロデュースを委ねてしまうという形式をとった特異な作品で、楽曲ごとに大胆な編曲がなされています。当然ながら自らがアレンジした音源も存在して、それらが『dis-covered』という別作品としてリリースされているんですが、このライブ映像はその『dis-covered』のバージョンが楽しめる。ご本人たちが演奏するので当たり前ですね。 前半と後半はメンバーが宇宙服を着て…
iPhone13ProMax 2024年1月19日(金) 俳句結社誌「麒麟」に6年がかりで連載中の「俳人のための塚本邦雄入門」 第五回目は塚本邦雄の第三歌集『日本人靈歌』を取り上げる回です。 今日、一気に第一稿(ぼくの場合は、第一稿がほぼ完成稿)を書き上げました。 音楽:『moonriders アンコールLIVE マニア・マニエラ+青空百景』
12月27日にEX THEATER ROPPONGIへムーンライダーズの『80年代のムーンライダーズvol.1』を見に行ってきました。 10月に恵比寿でムーンライダーズのライブを久しぶりに見て、次回は80年代縛りのセットリストになるということで楽しみにしていました。EX THEATER ROPPONGIは以前にKIRINJIのライブで来たことがあります。KIRINJIのときはオールスタンディングで今回は椅子がありました。 ライブは『ANIMAL INDEX』の1曲目の『悲しいしらせ』でスタート。たこ八郎の死について歌った曲だと思いながら聞いていたのですが、後になって考えてみるとアンコールの2曲…
やっと冬休み。ホッとしています。 今年もいよいよ押し迫ってきました。今回が今年 最後のエントリーです。 思い返すと、あまり良い世の中ではありませんでした(笑)。戦争、経済、政治、どれも酷かった。世の中が衰退する過程を目の当たりにしている気がします。 それでも日本が大きな災害や戦争に見舞われなくて良かったとは思いますが、他国で起きていることは他人事ではない、とも思いました。累卵之危という言葉を思い出します。ホント自民党は人罪の宝庫だな国会で虚偽答弁ばかりしてた総理大臣公職選挙法違反で逮捕され実刑くらう法務大臣同じく公職選挙法違反で逮捕される法務副大臣税金を滞納する財務副大臣パンツ泥棒の過去がある…
2022年に行われた『マニア・マニエラ』と『青空百景』の全曲再現ライブの映像がリリースされました。昨日観に行った『80年代のムーンライダーズvol.1』の会場で購入。内容の関連性が見出せる内容となっています。 過去作品の全曲再現ライブが海外で行われるようになって久しいですが、ムーンライダーズの場合はまずは『カメラ=万年筆』を選択し、その後こうして80年代のピークとなる作品を選択した。そこで発揮されたアマチュア感覚満載の前衛性は後々まで時代に爪痕を残しています。 定番曲の演奏も勢いがあっていいですが、「気球と通信」や「霧の10㎡」といった作品での演奏が非常に心に響きます。後者は昨日のコンサートで…
この日のムーンライダーズ、全部よかったなー全曲よかったなー全瞬間攻めてたなー!!!!1曲が1回のライブに相当するぐらいドラマに満ちてて、毎曲走馬灯回しまくる勢いでいろんなこと思いながら聴いてるんだけど、終わってみれば「凄いライブだったな…」と息切れ切れでやっと言うのみ。はーーーー凄かった…。 2021年6月の"THE SUPER MOON"のとき以来、2年半ぶりのEX THEATER ROPPONGI。(余談になるけど前回のEXシアターのときはまだ優介・澤部がライブの固定メンバーではなかったことを考えると、この2年半の間にもムーンライダーズはものすごい変貌を遂げているな…。あのライブに退院翌日…
ムーンライダーズのコンサートは何故か年末に観ることが多い。今回も年の瀬に六本木のEX THEATERで『80年代のムーンライダーズ vol.1』と銘打ったライブを観てきました。 vol.1ということはvol.2もあるのか?はたまた70年代、90年代もあるのか、等々、様々な憶測を誘発するタイトルですが、全盛期の80年代に焦点を当てるという企画自体がまずは素晴らしい。最近は『マニア・マニエラ』や『青空百景』の再現ライブなども行われているので、その流れから出てきているようにも思いますが、いずれにせよ非常にそそる企画です。 選曲はGHQではなく澤部渉、佐藤優介ご両名によるものですので、切れ味こそ違えど…
恒例、ムーンライダーズの数名によるトーク&ライヴ。12/27に予定されているムーンライダーズの今年最後のライブが『80年代のムーンライダーズ』というタイトルになっていて、今回はそれに向けてのpreトーク&ライヴという位置づけ。メンバーが、博文さんくじらさん夏秋さん澤部さんって、ちょっとレアよね。 「moonridersの数名による二、三の事柄 『80年代のムーンライダーズ~preトーク&ライヴ』」2023年12月16日(土)下北沢ニュー風知空知出演:鈴木博文、武川雅寛、夏秋文尚、澤部渡時間:開場16時30分/開演17時チケット:4,900円+ドリンク代600円*今回は配信の予定はございません …
先週、先々週の金曜日の夜、NHK教育テレビで、ムーンライダーズの鈴木慶一と映画『ドライブ・マイ・カー』やドラマ『エルピス』の俳優、三浦透子の対談をやっていました。ボクは両者ともにファンなので楽しく見ていました。www.nhk.jp www.nhk.jp (今週 6日0:25から再放送があります) 45歳の年齢差にもかかわらず、鈴木慶一が三浦に『わたくしは』と話していたのがいかにも、でした。三浦はずっと前からライダーズを聞いていたそうで、好きなアルバムもマニアックでかなりヤバい(笑)。子役出身で大学で数学を専攻した三浦が『言葉を排したコミュニケーションという意味では数学は演技と同じ』って言ってた…
最後はライブ映像です。盛り沢山ですね。年末に開催される「80年代のムーンライダーズ」というコンサートのチケットが当選しましたので、久々にまたムーンライダーズのライブが観れそうです。 前半は『B.Y.G. HIGH SCHOOL B1』の頃のライブで、ここでは何といってもギタギドラの映像が目を惹きます。「赤色エレジー」や「くれないホテル」といった難解な楽曲はライブ映像でのパフォーマンスがあるとより実験的な試みが表面化して興味深く観ることができますね。こちらは95年の日清パワーステーションでのライブとなります。 後半の20周年記念ライブも日清パワーステーションでのもので、こちらは96年の映像。やは…
2月20日 ラジオの収録を終え、銀座で手土産を買う。今日はダウ90000のライヴと優介のライヴがあるのだ。なにかいい感じの手土産を、お菓子を買ってから六本木に向かう。ライヴはチュートリアルさんとの合同ライヴ。個人的にお笑いを好きになったのは遅かったからチュートリアルさんのネタは多く見ていなかったのだけど、わずかに見ただけの私でも強烈にチュートリアルだとわかる記名性がネタの随所にありゾッとするぐらいに面白かった。楽屋に挨拶に行っても結局「最高だったよ〜〜〜」としか言えないことへのもどかしさも抱えているがそうとしか言えないその気持ちも大切にはしたい。が、もうちょっと言葉にできるようにもなりたい。 …
6 keys to Surf Jazz アーティスト:SURF TRIP インディーズ・メーカー Amazon 北原雅彦(from 東京スカパラダイスオーケストラ)や佐藤研二(ex-マルコシアス・バンプ)を率いてムーンライダーズ白井良明氏がやっていた『サーフ・ジャズ』バンドの再結成ライブということであります。とはいえ95年に1枚出したっきりだったっぽいのでプロジェクト的ではありますが。こう、ジャケットやサーフというコンセプトからもっと勢いのある演奏が飛び出すのかと思いきやそこは熟練の味というか、テクテクい中にもオトナの余裕が感じられる演奏となっております。確かにこうサーフとジャズが違和感なく溶…
※撮影:2023年11月。諏訪湖、会社、庭、自宅。 カメラ:X100F。フィルムシミュレーション:クラシッククローム。 絞り優先モード、WB:晴天/R:-3/B:-2、ハイライト0、シャドウ:-1、カラー:-1、 DR:100、NR:-4、シャープネス:0、グレインエフェクト:弱。僕を構成するもの。・写真を撮るのが好き。・音楽が好き。・読書が好き。・映画が好き。ま、よくあることですね。そのへんにいっぱいいそうです。特別なことは何もない。でも、どんなカメラが好きか。どんな風に撮るのが好きか。そうやって一つ一つ細かく見ていったら。そしてそれらを組み合わせていったら。他の人との違いは誤差のようなもの…
近況です。
3月も半ば、なのに寒い「今日の1曲」。 今日はこの曲! www.uta-net.com ↓音源はコチラ↓ www.uta-net.com 作詞/作曲:近田春夫 発売:1981(昭和56)年1月1日 (おさむ・まさと 共に当時28歳) 売上:45.3万枚(オリコン最高2位) 1981(昭和56)年1月に発売された、漫才コンビ「ザ・ぼんち」のデビューシングルです。 ●漫才ブームに乗って 「ザ・ぼんち」といえば、一時解散後の長いブランクがあったものの、現在も活躍する漫才コンビで、すっかり重鎮的存在ですが、1980(昭和55)年日本中に巻き起こった「漫才ブーム」の中心にいた存在で、ツービート、B&B、…
ということで2月に観たもの聴いたもののその2です S・J・クラークソン監督「マダム・ウェブ」を観る。マーベル初の本格ミステリーサスペンスと銘打ってるものの、普通にアクションエンタメ。救急救命士として働くキャシー・ウェブ。ある日、不意の事故に巻き込まれたことから未来を予知できる能力が覚醒する。ある日地下鉄で偶然乗り合わせた3人の少女、彼女たちが殺される未来を予知したことからその死を回避すべくキャシーは動く。ってなお話。性格もバラバラな3人の少女だが、それぞれに孤独を抱えている。彼女たちとキャシーは、戦いの中で連携を深めていく。それはまた彼女たちの未来であり使命だったのだ。キャシーを演じるダコタ・…
ごきげんよう、式部です。 先日映画『東京ゴッドファーザーズ』を鑑賞したので、今回はその感想です。 ネタバレを含んでいる為、気になる方はここでUターンして下さい。 amzn.to 概要 英題:Tokyo Godfathers 2003年公開、監督今敏によるアニメーション映画。 キャスト・スタッフ ギン:江守徹 ハナ:梅垣義明 ミユキ:岡本綾 清子:こおろぎさとみ 太田:飯塚昭三 母さん:加藤精三 泰男:石丸博也 老人:槐柳二 ミユキの父:屋良有作 幸子:寺瀬今日子 ギンの娘(キヨコ):能登麻美子 医者:大塚明夫 新郎:小山力也 胡蝶沢:犬山犬子 山之内:矢原加奈子 猫ババ:柴田理恵 タクシー運転…
1月22日 自宅作業 23日 自宅作業、夜はラジオ出演。Tokyo FMのRoomie Roomieという番組で、パーソナリティは野呂佳代さん。地元がめちゃくちゃ近くて大盛り上がりした。楽しい時間であっという間。弾き語りは「期待と予感」。歌えば歌うほど好きになる。 眉村ちあきさんにもお会いすることができた。体調を崩している従姉妹が大ファンなので一緒に撮った写真を送った。子供の頃いろんな迷惑をかけたと今になって思うけど母方の従姉妹にはいろんなものを見せてもらった。険しい道だと聞いたけれど少しでも元気になってほしい。 24日 夕方、金麦新CMのミックスチェック。いい仕上がりになった。コチンニヴァー…
私は、大学の頃のサークルの先輩から、サブカルの影響を受けているんですが、SFや特撮好きの先輩で、音楽はムーンライダーズや戸川純(ゲルニカやヤプーズ)を聴いている人がいたっす。その先輩が XTC 好きだったので、XTC って名前のバンドがあることは知っていたんですが、私は、洋楽は『ベストヒットUSA』とかのアメリカでのヒット曲を中心に聴いていたので、アメリカで話題にならなかったイギリスのバンドやアーティストについて、よく知らなくて興味が無かったんです。だから、当時は XTC って知っているけど聴いたことがなかったっす。(先輩からCDとか借りて聴こうとも思わなかった)それから10年以上経って、音楽…
2枚目。ここでの白眉は大好きな『GIRL FRIEND ARMY』のオープニング・ナンバー「Garden City Life」から「I LOVE YOU」「ROSE GARDEN」と続いていく3連発でした。この勢いのある演奏は素晴らしい。 カーネーションは元々演奏力の高いバンドでしたが、3ピースになって以降、いや、むしろここ最近の作品での演奏力がメキメキと上がっていて、これはひとえにライブをまめにやっている賜物ではないかと思います。ムーンライダーズもライブが復活してからスタジオ録音盤の勢いが増す瞬間があったんですが、カーネーションの場合それが一貫して持続しているような気がします。 そういった意…
No.3770【今日の1曲】軽快なドライブ曲「エスプレッソで眠れない」 20代前半に好きだった女性は、おれより2歳年上で、梅花女子大学の学生だった。クルマの運転が得意でいつもギャランシグマに乗っていた。 たまに乗せてもらって、色々な所にドライブしていた。彼女のクルマのカーステレオからよく流れていたのが、杏里の「エスプレッソで眠れない」だった。この曲は杏里初期の名曲で、ムーンライダーズの鈴木慶一作曲、コピーライターの糸井重里作詞だ。異国で出逢った少年と少女の小さな恋を描いている。 彼女とのドライブで覚えているのは、この曲を流しながら、国道171号線を京都に向って走ったことだ。曲はよく覚えているの…
ここ数年、好きだったミュージシャンがのきなみ亡くなっています。 高校生の頃夢中だったデビッド・ボウィ。 初めて本物の天才だと思ったプリンス。 あの外見でゲイじゃなかったらサギだと思ったフレディ・マーキュリー。 あと日本では青春の思い出だった、YMOやムーンライダーズのメンバーも次々と 亡くなられています。 今、思い出すと、演奏のアラも見えてきますし、もう興味が無くなった人も多いです。 実際、現代のオルタナ系バンドの方が面白いと思いますし、正直、過去の人だな、と思ったりも。 でもボウィのHerosを聞くと、心が熱くなります。 今、ギターで弾くとねなんでこんな簡単なコード進行であんなドラマティック…
例年行ってる雪灯籠まつりに行ってきた。地元の人からは「この季節に来ても何もないでしょう」と言われるけれど、観光客からすると雪があるだけでテンション上がるし、食べ物やお酒がいい、温泉もつよつよなのでこんなに最高でいいのかと思う。だいたい、何もなければ旅はオフシーズン派なのだ。新潟を朝出発して磐越道経由で宮古に向かう。途中の安達太良サービスエリアで山とか空を見る。やっぱり新潟とは空の色が違って彩度が高い。安達太良山、山頂のとこにちょっと飛び出たとこがあって、別名「乳首山」っていうらしい。たしかに乳首だった。宮古の居酒屋「山水」で毛蟹を食べて(小ぶりの一杯で2000円。最高だった)その後K氏馴染みの…
スピッツの“ロビンソン”って、歌詞の中に「ロビンソン」って出てこないでしょ? あれ、デモの仮タイトルをそのままタイトルにしたそうなんですよ。でも、あの曲聴いたら、「ロビンソンだな」みたいな感じするじゃないですか? タイトルって、「こうです」って言っちゃえば、そう聴こえるものなんだろうなって思うので、“ロビンソン”を心の支えにして、これからも頑張ってタイトルをつけます(笑)。 www.cinra.net 普通のアルバムの中にもある(Album ver.)(Single Ver.)に続いて(demo Ver.)のような楽曲が案外良かったりする。たとえばアーティストに楽曲を提供したプロデューサーのセ…
続いてこちらはカーネーションの2009年のライブ。時期的には『Velvet Velvet』の前、『Wild Fantasy』の後、というタイミングになります。 ここで起こった大事件はドラマーの矢部浩志の脱退ですが、後任に自ら指名したと言われている中原由貴の非常に素晴らしいドラミングで補強された2人体制でのカーネーションは、まずはシングル『ジェイソン』を名刺がわりに立ち上がる。このシングルは当時とても頼もしく聴こえました。 このライブはその『ジェイソン』の発売記念で組まれたツアーの最終日で、何とモノラル録音。これが逆に臨場感を煽ってとても迫力があり、かつリアリティもある。なかなかに貴重な記録とな…