大平貴之(おおひらたかゆき)という個人が開発した、レンズ式のプラネタリウム。
業務用のプラネタリウムが投影する星の数が多くても数万個であるのに対し、400万〜500万個もの星を投影する。
肉眼では見えない星を大量に投影することで、リアルで奥行きのある星空を鑑賞できる。
ファンの間では「双眼鏡を持って見に行くプラネタリウム」として知られる。
また、投影機本体はわずか30〜40kgときわめて軽量であることも特徴で、一人で持ち運べるコンパクトさである。
メガスターのバリエーション
- メガスター
- 1998年6月、ロンドン・国際プラネタリウム協会ロンドン大会にて初公開
- 2000年12月、表参道・青山スパイラルにて国内初公開
- 投影できる恒星数は170万個(2004年8月現在、200万個にグレードアップ。さらに2005年9月、恒星数410万個の恒星原板に差し替え)
- 投影可能な最大ドーム径:12m
- メガスターII 1号機「フェニックス」
- 2003年6月、渋谷・旧五島プラネタリウムにて初公開
- 恒星数:410万個
- カバーの色:赤〜橙
- 投影可能なドーム径:15m〜25m
- メガスターII 2号機「ミネルヴァ」
- 2004年2月、福岡・三菱地所アルティアムにて初公開
- 恒星数:410万個
- カバーの色:青〜赤紫
- 投影可能なドーム径:15m〜25m
- メガスターII 3号機「コスモス」
- 2004年7月、お台場・日本科学未来館にて初公開、常設
- 2004年12月、「世界で最も先進的なプラネタリウム」としてギネス認定
- 恒星数:500万個
- カバーの色:緑〜青
- 投影可能なドーム径:15m
- 調光機能、一等星の瞬き機能など
- メガスターII 4号機「タイタン」
- 2005年3月18日より、愛知万博ささしまサテライト事業「デ・ラ・ファンタジア」にて初公開
- 恒星数:500万個
- スーパーメガスターII(仮称) 1号機*1「アルテミス」
- 開発中・2007年7月の「九州みらい博」にて初公開予定
- 恒星数:1000万個超*2