ボルトを円周方向に包み込んで、ボルトの6面に力を掛け緩める/締めることができる工具。
スパナ(ボルトの2面に力を掛けてボルトを緩める/締める)よりもボルトを舐める心配が少なく大きなトルクが掛けられるため、固く締まったボルトを緩めたり、逆に最後にトルクを掛けてしっかり締めるときに使用する。
ただし、巨大なトルクを必要としないボルトを締めるときの初期段階や、一度緩んだボルトを外すときは、メガネレンチでは脱着に時間が掛かるため、スパナを使用したほうが早いため、一方にスパナ、もう一方にメガネレンチが付いた「コンビネーションレンチ」が存在する。