巨大な資産や収益規模を持つ銀行(グループ)を言う。
2001年4月1日、さくら銀行と住友銀行が合併し三井住友銀行(2000年3月期の資産規模97兆円)、東京三菱銀行、三菱信託銀行、日本信託銀行が経営統合した三菱東京フィナンシャル・グループ(同85兆円)、三和銀行、東海銀行、東洋信託銀行の3行によるUFJグループ(同82兆円)が相次いで発足した。これで第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が2000年9月29日に設立したみずほフィナンシャルグループ(同約134兆円)と合わせ、4大銀行グループ(4大メガバンク)と呼ばれるようになった。
2005年10月1日に三菱東京フィナンシャル・グループとUFJグループの経営統合により三菱UFJフィナンシャル・グループの発足により、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループと併せて2006年1月1日より3大メガバンク体制となっている。
大解剖 日本の銀行―メガバンクから地銀・信金・信組まで (平凡社新書)