1989年制作のアメリカ映画。
かつてはワールドシリーズで争ったことのあるクリーブランド・インディアンズは、
30年間ペナントと無縁の時期を過ごしてきた。
オーナー夫人のフェルプスが集めたのは、メジャーリーグではロートル扱いされている
選手や目立たない選手、クセモノばかりだった。監督にはドンジリ争いを繰り広げた
ルー・ブラウンを指名した。
七色の変化球を使い分ける老練なピッチャー、エディ・ハリス。
かつては花形サードとして活躍していたロジャー・ドーン。
メジャーで活躍するもメキシカンリーグ落ちしたジェイク・テーラー。
少年院リーグで剛速球を投げていたワル、リッキー・ボーン。
いつのまにか紛れ込んだ俊足黒人選手、ウィリー・メイズ・ヘイズ。
一発の怖さのあるキューバのブードゥー教信者、ペドロ・セラノ。
彼らは連敗や衝突、オーナーの意地悪を通じて、チームの絆を深めていく。
落ちこぼれ野球チーム「インディアンズ」がワールドシリーズ優勝を目指すストーリーを描いた作品。
リッキーの登場曲「ワイルド・シング」は、大仁田厚などのテーマ曲に使われるほどの人気が出た。