ギリシャ中部テッサリア地方のメテオラにあるキリスト教(ギリシア正教)の修道院群。「メテオラ」とは、ギリシア語で「中空に浮かぶ」を意味する「メテオロス」が語源であり、断崖絶壁の巨大な岩山の頂上に建てられている。24の修道院のうち、メガロメテオロン修道院(メタモルフォシス修道院)、ヴァルラアム修道院、ルサヌウ修道院(1950年から女子修道院)、聖ニコラオス修道院、聖ステファノス修道院(1961年から女子修道院)、聖トリアダ修道院の6つは現在も修道院として活動を続けている。これらの修道院は同国北部のアトス山(世界遺産)と同様、厳格な戒律が守られており、中世の典礼用具や木彫品、クレタ様式のフレスコ画やイコン(聖画像)など、ポスト・ビザンチン様式の宝庫として歴史・文化的な価値が高い。ギリシャの世界遺産に登録されている