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メムリンク

(アート)
めむりんく

つまり 手法に関して メムリンクと四十歳年上のファン・エイクとの間にそれほどの違いを感じることはないのである。ひょっとするとどちらがより早く そしてより遠く歩んだのか疑問に思う向きがあるかもしれない。そしてもし日付によってどちらが先達でどちらが後進なのか知ることができないのなら よりいっそうの偉大な結果をはっきりと見て取って ファン・エイクが むしろメムリンクの教えの恩恵にあずかったのだと想像されるかもしれない。

ウジェーヌ・フロマンタン『昔日の巨匠たち―ベルギー・オランダの絵画』

  • Hans Memling (1435-1440頃-1494)

ファン・エイク、ウェイデンに並び称されるオランダの画家。
死後しばらくして忘れられた画家となっていたが 十九世紀に入ると再評価の動き。
現在ベルギーのブルージュにメムリンク美術館がある。
代表作に≪最後の審判≫や≪キリストの復活≫≪聖カタリナの神秘の結婚≫などの大作があるが ここではルーブル所蔵の≪神聖なる平和の象徴 オリーブの枝を持つ天使≫
を挙げておこう。

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