メモリーカードの規格の一つ。ソニーとサンディスクが開発した。
ソニーのデジタルカメラ「サイバーショット」やソニーのデジタルビデオカメラ「ハンディカム」に採用されているほか、CLIEやPSX、WEGAの一部の機種など、自社のデジタル系製品にメモリースティックスロットがある。世界600社以上が賛同はしているが、ソニー以外のメーカーの採用は少ない。
高速転送を可能にし、より大容量の製品を作れる「メモリースティック PRO」という規格もある。
また、サイズを約半分にした「メモリースティック Duo」、PRO仕様のDuoである「メモリースティックPRO Duo」もある。更に小型化した「メモリースティックMicro(M2)」という規格も登場している。
著作権保護機能として「マジックゲート」に対応しているメモリースティックもある。
2004年12月のPSP(プレイステーションポータブル)の出現によって、SDカードなどの普及によって需要が高くなかったメモリースティックが、何とか生きながらえたともいえる。
PSPデビュー当初はPSPを直接USBでPCにつないでも著作権保護された音楽(ATRAC3またはATRAC3 plus)の転送が出来なかったのが一時期悪評の種であったが、3ヶ月ほど後のSonicStageのバージョンアップでなんとか転送可能になった。
2005年7月27日のSonicStage 3.2へのバージョンアップで、長期に渡っての不満の種であったメモリースティックPRO(PRO Duoだけ?)に、ようやく著作権保護音楽の転送が可能になった。
2006年4月現在、中国産の偽メモリースティックが市場に出回っている、とのアナウンスが為された。ヤフオクやその他格安ショップで売られている安価なメモリースティックには、要注意。→http://pspsoftware.ddo.jp/wiki/?%A5%E1%A5%E2%A5%EA%A1%BC%A5%B9%A5%C6%A5%A3%A5%C3%A5%AF#d2ded594