私が十代の頃からずっと夢見てきたこと。それは海外の、観光地でもお土産屋さんでもない、地元の人が毎日の買い物をする場所で買い物をしてみることだった。そして私がボリビアで最初に住んだ場所、コチャバンバのビジャパガドールはそんな私にまさにうってつけの場所だった。 コチャバンバ市はおおまかに、中心部から北側に裕福な住宅街、南側にやや貧しい、庶民的な区域が広がっている。ビジャパガドールは中心部からバスで南東に40分ほどいった所。観光客はおろか、外国人さえ見かけない。中心部からタクシーでこの地域に行こうとすると運転手に「危ないからそっちには行かないよ」と断られたこともあった。 スーパーもコンビニも無い。買…