タンタヂールの死:メーテルリンク 1914年(大3)日吉堂本店刊。 1923年(大12)集英館刊。 「青い鳥」で有名なベルギーの詩人・劇作家モーリス・メーテルリンクの戯曲。「群盲」も併収。メーテルリンクが1894年に人形劇のために書いた。原題は “La mort de Tintagiles” 当時は盛んに上演されたらしく、日本にはその20年後に紹介された。訳者の小島春潮は青少年向けの冒険小説を書いているが、西洋の名作の簡訳紹介本も出している。 正直なところ難解な感じがした。孤立した城中に囚われの身の姉妹のもとに小さい弟のタンタジールが遠くから連れてこられる。再会の喜びもつかの間に冷酷な女王の指…