真岡鐵道モオカ63型は、真岡線が1988年4月にJR東日本から真岡鐵道が経営を引き継ぎ 開業した際に導入された車両で、富士重工業により8両が製造されました。 開業から半年後(1988年10月)に2両、1993年の1両が増備され、最終的には11両となりました。 当時富士重工業が第3セクター鉄道向けに製造していた LE-CarII シリーズで、車体は1985年以降に明知鉄道・樽見鉄道・天竜浜名湖鉄道などで導入されたものと同様の15m級普通鋼製車体で、バス車体工法を取り入れ、側面の屋根は浅く、側面にはリベットが打ち込まれていました。 両側にバス用の折り扉を設置し、扉間の窓は中間3組だけが上段固定下段…