モニカ・ヴィッティ

TOP5に行く前に、恒例のみなさんの「投票コメント」です（じらすな！）。 投票内容は以下の通りです（投票順、ほぼ原文通り）。 ■tatsuさん： 三船敏郎で「酔いどれ天使」10点「羅生門」10点 「椿三十郎」5点「赤ひげ 5点。 ■guchさん： マーロン・ブランドでドン・コルリオーネ（「ゴッドファーザー」）４点。ショーン・コネリーでジェームス・ボンド”「００７」シリーズ作品”４点。ピーター・オトゥールでＴＥローレンス（「アラビアのロレンス」）４点。ジョージ・チャキリスでベルナルド（「ウェストサイド物語」）２点。バート・ランカスターのウォーデン曹長（「地上より永遠に」）２点。クリント・イースト…

映画投票結果を続けます。 3点～5点となると、複数投票が登場。 たっふぃーさんのエリオット・グールド「ロンググッドバイ」には、guchさんも「入れ忘れた」とくしゃみをしているかも（笑）。札幌は寒さのせいでハックションか。 ジーナさんは、一押しの夏目雅子「鬼龍院花子の生涯」とラミ「ボヘミアン」に１票！ らんぷさんの「仁義なき戦い」は、菅原文太でなく、恫喝と泣き脅しの曲者オヤジ、金子信雄でした（納得！笑）。 山守組・組長（金子信雄） guchさんのピーター・オトゥール「アラビアのロレンス」がまさかの単独投票（だったら「ロレンス」一押しというfpdもいれろ！？）。 坂本龍馬の土佐の同級生（ギドラさん…

「情事」（1960）をついに見ることができた。 ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「愛の不毛3部作」の第1作目となる作品。モノクロ。なかなか見る機会がなかった映画の1本。見ることができたのは、徳さんからDVDがきょう届いたからだ。「画質はご容赦」という文面があった。 徳さんは、どこかの記事で「fpdが”情事”をみたい」と書いていたのをみて、古いビデオカセットの中にテレビ放送をベータ方式VTR（VHSでなく）録画したものがあり、それをDVDに焼いて送ってくれたもの。徳さん、ありがとうございました。 民放放送でCMがそのまま入っているが、新作映画「シェイクダウン」（1988）公開の宣伝があったの…

例年の気分がないまま迎えたコロナ２年も、何だか忙しくしているうちに、一月が終わって早や春が立ってしまいました。昨年末から何も書いていなかったからかどうか、ブログの元締めから、「昨年同時期にはこんなことを書いていますよ。今年はどうですか。」といったメールが来ました。 国外も国内も、あきれるばかりで、もはや何も書く気がしませんが、とはいえ、一月以上も放置したのは気が引けますし、今年になってから読んだ本でも、少し思い出してお茶を濁すことにしましょうか。 乱読ということばには「読み」散らすといったイメージもありますが、私の場合は「読まず」散らしで、読みかけの本あちこちに散らばり、気が向けば適当に手にと…

「Always四丁目 ギドラのお城」のギドラさんから、四丁目宝庫限定ＤＶＤが届いた。今回、未見の作品もあり楽しみ。ギドラさん、ありがとうございます♪ ■「隊長ブーリバ」（原題：Taras Bulba、1962）は、ユル・ブリンナー、トニー・カーチス主演。共演のクリスチーネ・カウフマンの美貌については、クリスチーネ・ファンというguchさんから100回くらい話を聞いていたので、ようやく見ることができます。 ■「唇からナイフ」（原題：Modesty Blaise、1966）は長年見たかった作品の1本。出演作品が少ないモニカ・ヴィッティの代表作の1本。 ■「さらばベルリンの灯」（原題：The Qui…

一昨夜たまたま、『東京流れ者』（鈴木清順）をアマゾンプライムでみた。1966年。渡哲也さん24歳か。 https://www.youtube.com/watch?v=Op6Wq16RqDA それにしても、こりゃ鈴木清順、好き勝手し放題だな、という感の強い一作。カフェの室内や事務所の室内のひどく現実離れしたレイアウト。高校の文化祭の教室の作り物的。 唐突に庄内に向かった渡哲也は雪景色のなか主題歌を歌いながら歩く。そうかと思えば、佐世保に飛んでネオン街のキャバレーで大暴れ。この店のドタバタはまるでドリフかひょうきん族のコント風。 渡哲也の薄い水色のスーツが珍しく感じられ、ポストや提灯など赤い物が次…

『赤い砂漠』 イタリア １９６４年 ミケランジェロ・アントニオーニ：監督 モニカ・ヴィッティ：主演 リチャード・ハリス：出演 アントニオーニ作品、最高傑作！(自信ないけど、多分) モニカの容姿をカラーで見られるって最高ですね。 最高に色気ムンムンな女優ですから。 のっけからスゴいです。 精神状態のおかしいモニカはおじさんの食べているバーガーをねだります。 あろうことか食いさしのバーガーを隠れて食べます。(完全におかしい) アントニオーニという人はちょっと変わっていて、工場が好きだったみたいで、「工場は美しい」という迷言を残しています。 だもんで、本作にも工場の外観から内部から冒頭からバンバン出…

先週はとうとう2ヶ月以上振りくらいで外食して、それから3ヶ月半振りくらいで映画館に行った。なんだか不思議な感じ。今年は、1月2月は忙しかったり咳喘息でなかなか映画館へ行けず、それらが落ち着いたら今度は感染症を避けるために行けず、全然映画館へ行けていない。行きたいけれど、周りに高齢の方や持病のある方も多いし、あたし自身もそんなに丈夫じゃないから、しばらくはあまり行けないかしら。 前回、力尽きて書けなかったけれど、バンジャマン・ビオレといえば、今年はしばらく前に一度夢に見て（本当に儚い夢のような夢だった）、キアラ・マストロヤンニと夫婦役で共演する『今宵、212号室で』がもうすぐ公開されるし、アルバ…