朝、ビュッフェの朝食を取り、少し庭を散歩して、いつかここに2,3日お籠りしたいなあ、と思いつつ、モラー邸を後にした。 ただ、気になったことがひとつあった。朝の朝食の際、レストランのボーイさんは、アジア人は皆、室内の大部屋の席に案内するのに、白人だと奥のボックス席か、テラスに案内される。 これって、人種差別じゃないの? 何年か前の自分だったら、即刻マネージャーを呼んでいるところだが、テーブルに奇蹟講座を置いている手前、さすがにそれはできない。これは夢だ。ただのでっちあげられた幻想だと、きぃーっとなりながら、ひたすら兄貴に渡し続けた。それにしても、肌の色で対応を変えるって、ウケる!まるまる午前中、…