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モレーン

(地理)
もれーん

氷河地形のひとつでもあり、同時に氷河が運ぶ大小の岩屑のこともさす。堆石とも言う。以下のような種類がある。

ラテラルモレーン(側堆石)

氷河下の水が岩の割れ目に入り、再結晶化することにより砕かれた岩が氷河両脇に取り込まれたもの。

メディアルモレーン(中央堆石)

氷河が合流した際、それぞれ内側のラテラルモレーンが合流し、ひとつになったもの。合流を繰り返すことによって何本も並行する。

グランドモレーン(底堆石)

氷河が運びきれないモレーンが氷河の底に堆積したもの。氷床下の岩盤を激しく侵食する。

ターミナルモレーン(端堆石)

氷河末端が長期間同じ場所に停滞しているときに堆積したモレーン。氷河が後退したときに円弧状に現れる。

エンドモレーン(終堆石)

氷河がもっとも前進していたときに形成されたターミナルモレーンのこと。氷河の進出限界を示す。

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