トラックによる幹線貨物輸送を、地球に優しく、大量輸送が可能な海運または鉄道に転換すること
2005年に発効された京都議定書により、日本が排出する温室効果ガス量を1990年比で6%削減しなければならない。
物流における温室効果ガスの排出量は、全排出量の20%を占めている。
特に自動車、トラックから排出される温室効果ガスは自家用、業務用併せて70%近くあるため、
物流の根幹をトラックから温室効果ガスの排出量が少ない鉄道(トラックの1/8)や船舶輸送(トラックの1/4)へ移行しようとしている。
温室効果ガスの削減以外にも、交通事故の減少、輸送コストの減少などの利点がある。
日本貨物鉄道と佐川急便は2003年に貨物電車「スーパーレールカーゴ」を共同開発、
主に宅配荷物を取り扱い、大阪-東京間で運用されている。