「散財万歳」全体の感想 タイトルからの期待 この本は事前情報ではほとんどタイトルと表紙だけわかっていて、「散財万歳」というフレーズから、お金を使ったなにかよい話があるのかな、という期待を持って読んだ。ただ、実際に読むと、お金を使う話よりもお金を稼ぐ話のほうが多くてあまり明るい気持ちにまでは至れず、そこは期待が外れてしまった。とはいっても、あくまで個人的な期待の結果なので、それぞれのマンガの出来不出来とは少し違う感想に思う。 それぞれのマンガ 個別のマンガに関しては、ほかのチームにも言えることだが、どれも悪い作品ではないのだが、しかし存在感の強い作品があまりなかったかなという印象だ。冒頭や終わり…