テオドール・シャセリオー《十字架降下》, 1855, Église Saint-Philippe-du-Roule. 12 月 15 日 木曜日 病み上がりで一週間ぶりに出勤。同僚たちがみな心配をしてくれていた。まだろくに喋ったこともない人もいる職場の同僚たちに、わたしはいきなり病欠者というイメージを植え付けることになった。華々しいデビューを飾っている。お腹を空かせて職場の近くを散歩していると、なにやら良さげなギリシャ料理の惣菜屋を発見。いくつか気になったものを適当に頼んでいったら25ユーロくらい払う羽目になり、レストランで食べるのより高いじゃないか、量り売りは恐るべしと泣きそうになった。その…