古井戸に泪のあとを虎耳草 笑子 ふるいどになみだのあとをゆきのした 【虎耳草】(ユキノシタ)は仲夏の季語です【子季語】雪の下、鴨足草、虎の耳、畸人草 梅雨どきに滴りを浴びる岩かげなどで リボンを結んだような白い小さな花が群がって咲く 冬には葉が雪の下で枯れずにあることからこの名がつきました 「虎耳草」は花の形が虎の耳を連想させるという 「鴨足草」は五弁の花の形が鴨の足に似ていることによるそうですが アップで見ると どうですか?? 1枚目は家の古い井戸周りの風景 左には氏神様が祀られています 毎年この時期にここに こんな風に咲いてくれるユキノシタを とても愛しく感じています 俳句は 代々のお嫁さ…