【Julian Date】ユリウス暦紀元前4713年1月1日からの通算日数。略称JD。
1583年にスカリゲル(Joseph Justus Scaliger)によって考案され、彼の父にちなんで命名された(命名については異説あり)。
主に天文学や年代学で重用される。Googleもインターフェースの一部でこれを利用している(daterangeオプションなど)。
ユリウス日に時刻の情報も含めたい場合は、世界時におけるユリウス暦紀元前4713年1月1日の正午が0であるものと見なす。従って、小数をも含むユリウス日において、グレゴリオ暦2004年1月1日の世界時0時は2453005.5, 日本時間の平成16年1月1日午前0時は2453005.125となる。
ユリウス日から2400000.5を減じたものを修正ユリウス日(Modified Juilan Date, 略称MJD; あるいは準ユリウス日)という。ユリウス日の数値は取り扱う上でいささか大きく、また、時刻つきのユリウス日の場合、世界時における午前0時に常に0.5の端数がつくので、計算の便宜のために考案された。
→ユリウス暦