書誌情報:八朔社,310頁,本体価格5,500円,2020年4月10日発行『資本論』研究序説作者:弘, 中川発売日: 2020/04/10メディア: 単行本 『資本論』の諸論点のうち,冒頭商品の性格規定と貨幣の資本への転化論,労働過程論および将来社会論にかかわる論稿それぞれ5編,4編,3編を集成したもので,著者のおおよそ40年の研究の歩みを跡づけてもいる。 社会人向け『資本論』講座(関連エントリー参照)との応答があってこその展開もあったように思われる。著者の初期マルクス研究である『マルクス・エンゲルスの思想形成——近代社会批判の展開——』(創風社,1997年,[isbn:97849156598…