feat.Eurythmics それに、スティーブンが言ったんだ。 「私が米国本社に行っている間に、ファーストアルバムの準備をしておいてくれ」 もう遊んでいる暇なんてなかった。ファーストアルバムだからね、やっぱり最高のモノを作りたい! 「おーい、開けてくれ!」 トニィとヤスがユミコからの差し入れを持って部屋に戻って来た。 「やったー! オニギリ、オニギリ♩」 僕がすかさずパクつくと、フレッドもすぐに手を伸ばした。 「ずるいよジェム、僕もツナがいい!」 トニィもグリーンティーをすすりながら、オニギリを頬張った。 「いつも悪いね、ヤス。君の家は、すっかり The Starlight Night 専…