2022年もそろそろ終わり。ということで、今年読んだ本の中を振り返って、選りすぐりのおススメを4冊ご紹介したいと思います。 全体総括などは後回しにして、まずはおススメからいきましょう! 1.『土と内臓』(著:デイビッド・モントゴメリー) 土と内臓 作者:デイビッド・モントゴメリー,アン・ビクレー 築地書館 Amazon 今年、世界の見え方を一番揺さぶられたのが本書だったと思います。地質学者の夫と、生物学者の妻の共著で、土の中と人間の腸のなかで微生物がどんな働きをしていて、いかにそれらが似通っているか、そして農業や食を通じて相互に影響し合っているか、を解き明かしている本でした。 土の中と人間の腸…