Joseph Alois Schumpeter(ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター)
オーストリア出身の経済学者。オーストリア学派。
1883年2月8日、生まれ。1950年1月8日、死去。
ウィーン大学でオイゲン・フォン・ベーム=バヴェルクやフリードリヒ・フォン・ヴィーザーに師事し卒業。
1919年にはオーストリア共和国初代首相レンナーの内閣に財務大臣として入閣し、その後もビーダーマン銀行総裁(1921-24)、ボン大学教授(1925-32)を歴任。
1932年にアメリカのハーバード大学教授となり、渡米して永住した。
資本主義の発展過程について全体系的解明をめざし、資本主義の発展昇華論を展開した。企業家の行う不断のイノベーション(革新)が経済を変動させるという理論を構築したことで有名。
主要著作:『理論経済学の本質と主要内容』『経済発展の理論』『景気循環論』『資本主義・社会主義・民主主義』『帝国主義と社会階級』『経済分析の歴史』