【Rajneesh】バグワン・シュリ・ラジニーシ(1931-90)。
インド人宗教家。和尚。
組織宗教を痛烈に批判し、人々が神聖な「自分自身に立ち戻る」必要性を説いた。
いかなる行為や態度や感情も究極的に否定されたり、是認されたりするものではない。むしろすべての行為、態度、感情はそれらを表現するのにふさわしい文脈があり、すべては神聖である。それゆえ、ふさわしい行為をするということは、瞬間から瞬間へと状況に合うように順応していくことである。(Courtis 1991:63)
しかし弟子となるメンバーの増加によって教団の組織化は避けられず、また善悪を相対化する価値観と過激なセラピーの実践は社会との摩擦も引き起こした。アメリカのオレゴン州中央に広大な土地を購入、ラジニーシプーラム市として建設した共同体は4年で崩壊した。この件で運営幹部は逮捕服役し、ラジニーシは司法取引により国外退去となった。その時に拉致監禁され放射線を全身に浴びせられて体に致命的な損傷を受けたと言われている。突然のラジニーシの死は未だに多くの謎に包まれている。
ラジニーシの死後も、それぞれ独立して運営されている瞑想センターの活動や講演録出版などによるムーブメントは国際的な規模で継続している。
wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6
概説 http://www.spinavi.net/modules/news/article.php?storyid=38