ラットマン

アマチュアバンドのギタリストの周囲で現在と 過去に発生した事件。 あれも勘違いならこれも勘違い。 何なら最初のエレベーターの件からして勘違い。 今回も盛大に著者に振り回されました。 それでいて家族とか人を愛するといったことも しっかり考えさせられて 本当に良い読書時間でした。 この後、姫川と母親が ほんの些細な事でも良い何かを 取り戻せることを願います。 ラットマン (光文社文庫) | 道尾 秀介 |本 | 通販 | Amazon

『このミステリーがすごい！』にも作品がランクインされていた光原百合さんの訃報が伝えられました。 優しく、やわらかく、どこかファンタジー的な雰囲気を漂わせつつ、しかしだからこそ、時折、すっ、と切り込んでくるような心理的描写。その融合が非常に魅力的な、そんな作家さんだったなぁ、と個人的には感じます。 私は『十八の夏』と『最後の願い』がとても好きで、特に『十八の夏』は何だろう、ほんと夏が来るたびに思い出す、そしてこのタイトルを口ずさんでしまう、それくらいの作品です。 謹んでご冥福をお祈りいたします。 はい。 てなことで、ここからはいつも通りのテンションで参りましょうか。 年末恒例『このミステリーがす…

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