キスには種類があるし、キスの仕方も十人十色だと思う。 私と彼は初めての瞬間からキスの相性が良かった。 彼の唇は柔らかくて舌の動きも滑らか。 呼吸のタイミングから顔の向きの変え方まで息がピッタリだったのは嬉しい驚きだった。 キスから相性悪くて気まずくなり大好きな親友を失う未来はないことがわかったから。 でも正直熱く激しいキスをしていたこの時でも彼のことを男として好きかどうかはまだわからなかった。 ただ本能的に体が彼を欲していたのは事実で、元々友だちではあるけれど”ワンナイト”で終わらせたくないと強く思った。 キスの最中に 彼「ずっとこうしたかった」 と言われたのが忘れらず思い出す度に幸せな気持ち…