本棚に読まずに積んであったとある小説を読んだ。結論からいうと…ほんと!よかった。悩み多き今の僕には響いた内容だった。2007年に出版され2013年に別レーベルで文庫化されたが買ったまま放っておいた。僕にとって本はすぐに読むものもあるが今回のようになぜか購入してもなんとなく、本当になんとなく長いこと手に取らないものもある。興味をもったのは作者がメタフィクションを多くリリースしていることを知ったのがきっかけ。私の読んだ作品はメタフィクションではなかったけれども。 ※メタフィクション:フィクションの登場人物にそのフィクションの読者が登場する作品のこと。世界初のメタフィクションは「ゴリオ爺さん」。 休…