長湯温泉(大分県)長生湯の分析書の一部 多くの宿や施設が浴場の脱衣室や廊下などに「温泉分析書」を掲示しています。これは、源泉の温度、水素イオン濃度指数(pH値)、陽イオン・陰イオン別の成分、分量、組成などをまとめられたもので、その温泉の詳細な「プロフィール」です。興味のない人は見向きもしませんが、一部の温泉マニアにとっては、これだけでご飯を何杯も食べられるほど魅力的です。「やっぱりマグネシウムの含有量が多いと、苦みが強い」「表の数値ほど、シュワシュワしていないから、炭酸が抜けてしまっている」など、自分の体感との一致に納得したり、不一致に驚いたりして楽しめます。実際の分析書は細かい文字でさらにた…