Over the Edgeというアンソロジーが1964年にアーカムハウスから刊行されている。収録されている未訳作品のうちライバーの"The Black Gondolier"*1やロングの"When the Rains Came"*2は以前このブログで記事にしたことがあるが、今回はジョン=メトカーフの"The Renegade"を紹介したい。なお、このアンソロジーはラヴクラフト&ダーレスの「屋根裏部屋の影」やキャンベルの「呪われた石碑」の初出でもある。 アフリカ帰りのテディおじさんはあまり愉快な人物ではなかったが、それでも姪のバーバラは話相手になってあげていた。彼女が唯一の遺産相続人と目されてい…