20代の頃はいつも腹ペコだった記憶があって、味はともかくとして安くて量の多い食事を好んで食べていた。30代、40代は仕事も忙しくて息子も生まれて、とにかくバワーのつく食事をとっていたような気がする。 そして50代も後半になった今は、量は少なくて良いので自分が美味しいと感じるものをゆっくりと味わうことを優先するようになってきた。年齢とともにあっさりとしたものを好むようになり、時間にも余裕が出来てきたからだとは思うが、何よりも5年前に長らく刷っていたタバコを止めたのが大きい。 それまでも食いしん坊で色々なものを食べてきたが、タバコを止めてからは味覚がガラッと変わり、少し大げさな言い方をすると何を食…